こんにちは、瑠璃です!
多分これでこの映画については最後です。
夫は最近観た映画の中で一番だったと言っていました。
私も現実味があるからこそ(鏡の中へ行く、ってのは置いておいて)感情移入が出来ました。
※ネタバレ注意です!※
こころはいじめで学校へ行けず、ここでお母さんはこころの本当の理由を知りました。
それまでは劇中では言わなかったけど、怠けだとか子供のワガママとでも思ってたんでしょうかね?
そして仲間で心を開くうちに全員が同じ学校に通う子供だということが分かりました。(1人は海外にいるけど日本に住んでいれば学区はそこ)
それを知り、3学期の初日だけ皆んなで学校に行こうと決めたのです。
鏡でも学校でも会えると勇気を出して行ったこころでしたが...。
皆んな来ないのです。
勇気を出して行った学校も無意味に終わってしまいました。
しかしこれは大きなヒントとなりました。
他の人も確かに学校に行ったのにいたのは自分だけ。
何?パラレルワールド?仮想世界?
結果的に事実として分かったのは皆んなが同じ世界を生きているのは確かで、時間軸だけが違ったのです。
鏡を通して来れるのが日本からだけでないように(1人はハワイ)時間もこころから見て過去の人、未来の人が集まってきていたのです。
同じ時間を過ごしているのだけど年齢がバラバラだから赤ちゃんだったり、おじさんおばさんだったり。
確かにそれでは学校では会わないはずです。
そして終盤、全員の深い内容は分からなかったのですが、サラッと皆んなの不登校事情が映っていました。
いじめだったり、親からのプレッシャー、あと兄弟を亡くした悲しい過去なんかも。
そしてこころに話を合わせればどの時代にもいじめはあるんだなと思いました。
いや、そりゃあそうだ。
私たちの時もあって、今子供達の代だってどの学年にもどの学校にも、いじめはある。
そしてこころの友達は親が転勤族だからなのか、
どの学校行ってもああいうやついるよ。10年20年経ってもあいつら変わらないよ。私次の学校では嫌なことはちゃんと嫌って言うよ。
としっかりした考えを持っていました。
こころが学校を休んだことでターゲットがその友達になってしまったにも関わらず学校に行っていたその子は強いなと思いました。
映画はこの先もうラストスパートなのでぜひ映画館で見てほしいし、昔から不登校はあり、子供の中で葛藤している感情とか親に言えない心情とか、とにかく分かる気持ちと
今だからこそ親目線でも見れるかなって。
学生の時観てたら「そうそう!そうだよね、何で親って気付いてくれないんだろう」と思うはず。
そして今は親目線でこころと闘うお母さんの姿がカッコよくて寄り添ってあげられて良かったなとサブキャラなんだけど目を引くなと思いました。
もちろん私がすぐ「じゃあ明日から学校行かなくていいよ、今日仕事辞めてくるから」と簡単には言えないんだけど子供に何かあった時にこの映画を思い出したいです。
映画の見所は7人の絆だからぜひ感動作を観てみて下さい!!!
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