こんばんは、瑠璃です!
昨日はフルーツバスケットという漫画をご紹介しました。
読んで何を思ったのか?同居と通ずる部分はどこなのか?
ちなみにアニメってかなり漫画に忠実だったなと思います。
中身もなんですが、キャラの顔立ち?そのシーンそのシーンでこんな顔してたよなと漫画が脳裏に浮かび上がって来ました。
翔と透の話は省略されてたか。
それでもここでこのキャラとこのキャラのこんな繋がりが!?って思うところいっぱいあるのがまた面白いんですよ。
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で、アニメ見昨日見終わったんですよね。
一期から見て1週間…2週間で終わったのかな。
後半に「十二支の呪い」という核心に焦点を当てていて、そこに登場するのが当主の草摩あきとです。(漢字出てこなかった💦)
漫画を読んでいる時は暴力や暴言で十二支を支配し、それでも透と会うことで変わっていった…嫌なキャラだった…と思っていたのですが。
アニメを見ていてなぜこんな悪いことするのか今やっと解釈しました。
あきと、と言うと男性の名前かと思いがちですが実は女の子。
私にとっての解釈なので某ぺディアなどとは違うのですが………。
あきとは男として育てられていたけど、性としては女で男が隣にいることで安心感と憎んでいる母親に対する優越感に浸っているのではないかと思います。
また、男に限らずですが「十二支」という存在を自分の周りに置くことで透に入る隙を与えない、自分が、自分だけが愛されていると透に思い知らせるためなのかなと思います。
これってすごい分かるなあと思います。
あと私がエンタメとして見る不倫漫画。
結局不倫した女と旦那が最後に痛い目を見てスカッとする話。
で、その不倫女ってきまって
私の方がいいに決まってる。私の方が愛されてる。奥さんかわいそう。でも入れてやらないんだから。
かなり優越感を感じているのが分かります。
だからあきともそんな感じなのかな…。
女ってそうだよね、と確信したのはとある先生に言われたことです。
子供が武道をしていた頃、同い年の子と二人で練習していました。
その時にうちの子が
どっちがうまい?
と先生に聞いたのです。
そしたら先生が
女の子ってこういうとこありますよね、優劣つけたがるというか、順位をつけたがるというか。もちろん二人ともうまいよ。
と言ったのです。
これを女だから、男だからと区別してはいけないんだろうけど圧倒的に女性がそういう考え多いかもです。
で、結局何が言いたいかと言うと、
私にもこの優越感だとか順位を付けたくなる時があるってこと。です。
フルーツバスケットで言えば、あきとだけじゃなくて神楽もそうでした。
亥に変身する神楽は子供ながらに自分の特異体質に悩んでいた。
けど猫憑きの夾に出会うことで自分よりかわいそうな子がいると知ったのです。
「猫憑き」と言うのは十二支から除外された猫のことで、猫は仲間に入れないから最後には幽閉されてしまうのです。
自由がなく、暗い部屋にとじ込まれる未来しかない夾を見て、神楽はそれに比べればマシと思ったのでしょう。
この感情を同居に当てはめると
年に数回大きな喧嘩がある義父母に比べて割りと穏やかなうちらはまだ幸せ。って思ってしまうのです。
最低な考えだよね?知ってるよ。
こんなんじゃ将来幸せになれないよねって。
つまりあきとも神楽も私もその裏には
自分に自信がない、劣等感がある。だから自分より下を見てしまって優越感に浸ってしまう。
のです。
自分は幸せだ、優越だ、と気持ちをごまかしてるのかもしれません。
それは人を貶めることでいけないことだけど負けることが許せない許さない高いプライドな訳で。
義父母が喧嘩すると面倒とか関わりたくないと思うと同時に、まだうちらは仲良いかなって思う自分がいます。
人のことを気にしても仕方ない、幸せなら幸せなりに前だけ向いてればいいじゃないか、義父母は関係ないじゃないか、と考えられればいいんだけど………。
それは私の元々の性格なのか家庭環境なのか………。
他人と比べても仕方ない、人なんか気にしない、そう思えれば楽なんですよね。