父もまた婿である
こんばんは、瑠璃です!
今日は実家の婿姑関係についてお話しします。
父は隣町から婿に来ました。
祖父が配達の仕事をしていてしょっちゅう父の実家に宅配したのでしょうか?
当時は見合いが主流だったこともありますから祖父からアプローチしたみたいです。
母は二人姉妹の長女なので跡継ぎなのでしょう。
子供は本当無知なもので、私は祖父母、父母、兄と6人暮らしが当たり前だと思っていました。
いや、別に離婚や死別は無かったものの(祖父母の老衰はあったけど)大人の世界は厳しかったんだろうなと今思います。
子供の頃から見てた婿姑の関係は、
とくに何も話さない
でした。
話しても数回の会話、雑談よりは業務的な。
正直「嫁」ではないため父も仕事忙しかったし会話の程度なんてそんなもんかなと思っていました。
だから今の私にとって父の姿はあまり参考にならないかな、同じよそから来た身として。
実家の小屋には長くて重たそうな白いスキー板がありました。
私はそれを付けて滑っている父の姿を見たことがありませんでした。
昔の写真には写っていましたが、もしかしたら父の趣味を祖母が奪ったのかもしれません。
車やバイクも好きだった父は祖母に言われて絶ったらしいですので。(セダンが好きだけど軽にした)
そうやって祖母の物差しが絶対な一家だったのです。
そんな窮屈な家に来た父も口論はもちろんありました。
ですが祖母は意見を曲げないので平行線のまま話は終わります。
そうすると祖母は父のいない時にグチグチグチグチ…ザ・100%女性脳。
父の堪忍袋が切れたのは私が社会人になり、一人暮らしをした頃でした。
母から落ち着いた声で(電話だったかな)
お父さんが出ていったんだよね、今実家にいるみたい
と言われました。
もっと私が小さければ私もあたふたすると思うのですが、出た言葉は
あ、そうだよね、出たくもなるよね
の一言でした。
そもそも私の一人暮らしが夫と付き合ったのもありましたが、早く祖母から実家から離れたかったから。
私が成人して子育てがやっと終わった頃に出てきた出来事。
父も相当我慢してたんだな。
割りと感情を出しやすい父ですが(もちろん話し合いで解決する時も)一気に元凶から離れたのは正確な判断だと思います。
ちなみに義母も姑との関係が悪化し1ヶ月ほどアパートに入ったことがあるようです。
うちの祖母もこの家のおばあちゃんも昭和の強いおばあちゃんだから家を出たい気持ちよくわかります。
ただ、性格が強いだけが姑との馬が会わない理由にはならんのよな。
結局相性、いや、距離感なんだなと思いました。
いや、まじ人の距離大事な!!!
★終わり☺★
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